横浜インターコンチネンタル様へお届けのウェディングブーケ
先週横浜インターコンチネンタル様へお届けしたウェディングブーケ
かなり大き目ゴージャスブーケです
花嫁様は
おおらかでのんびりした感じの方でした
気に入って頂けたかな
心配性でいろんなことが気がかりになる
この仕事を始めた頃は慣れてないからからだろうと思っていましたが
何年たっても一向に変わらない・・・・
本当に長い事花屋を生業にしてるのに・・・
そういえばと思い出したのがフラワーアレンジを習った頃の先生の言葉
かこう英子先生と言うフラワーデザインの草分け的な方でしたが
厳しい方でした
特に花の技術云々よりも
もっと基本的なお行儀についてなどにめっぽう厳しく
いろいろな事で叱られました
強く心に残っているのは
レっスンの後、床に花びらが落ちているのを拾わないでまたいで通った生徒を見て
「自分が落としたものでないからと、床のごみをまたいて歩くような人間に
良い花を活けられるわけがない。
私の教えた生徒にそのような人間はいない」
と皆しかられました
もう一つ
たぶんお茶タイムの後だったと思います。ぽツンとカップが一つ残ってるのを見て
「自分のティーカップを洗うとき、ささっとまわりのカップもさりげなく片付けられる
優雅な人になりなさい。自分の労力を惜しまない人になりなさい。」
と言う事を教えられました
自分の事しかしないのは一見その時得したように見えるけど、人の為にささやかな気遣いの出来る人になると、
長い人生ではるかに大きなものを得られるということを教えてくださいました
当時もうご高齢でしたので、お亡くなりになっていると思いますが
叱ってくれる人がいない今,本当に貴重な素晴らしい方にご指導いただいたことを幸せに思います
長い事花屋をしてますが
これらの言葉は今でも鮮明に思い出すすことが出来ます
忙しくて時々ゴミまたいじゃいますけど
先生,悪い生徒でごめんなさいと手を合わせてますので
どうかお許しを！！
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This entry was posted on 木曜日, 7月 3rd, 2014 at 2:39 PM and is filed under ブーケ・白. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.